始めに
この記事はルイさんのパーティをお借りしてシーズン2のシングルを潜った感想を書いた記事です。
ルイさんの記事はタイトル通りORASのシーズン11の内容で書かれているので、サンムーン用に少しでも補足になってくれればいいと思い、構築記事のように進めることにしました。
パーティを組んだプレーヤーとは別のプレイヤーが操作しているので、本来想定されているものとは違う動きを取っている可能性があります。
あくまで、こういう使い方をした人がいる。程度で受け取ってください。
パーティは以下のものをそのまま使用させて頂きました。
S11 ~フリーザーと一撃必殺毒TOD~ レート2200越え構築 (8位、12位) - フリーザーを愛するポケモン研究所
パーティ(個体は全く同じです。組まれ方や6匹の採用理由は上記記事を参考に)
努力値は勝手に公開する訳にもいかないので上記記事で書かれてる範囲までです。
(QRで確認できるので気になる方は確かめてみるといいかも)
フリーザー
性格:おだやか
特性:プレッシャー
努力値:HDSで調整
持ち物:たべのこし
ぜったいれいど
みがわり
まもる
はねやすめ
サンムーンでも特殊受け、PP枯らしを担当します。
今作の新要素であるカプレヒレはこのポケモンで受けに行きます。
カプレヒレはカプzによるしぜんのちから(ガーディアン・デ・アローラ)の後のしおみずをたべのこしを挟むことで耐えることが出来ます。
ちょうはつを撃たれることが殆どだと思うので、積極的に零度を選択するのが大切です。カプzでない場合、1度はちょうはつが切れるかつ動けるターンが存在します。そこではねやすめを押してどんどん試行回数を稼いでください。
ゲッコウガを受ける手段もほぼ存在しないので、グライオンなどで型を判別次第投げます。また、同様にバシャーモも型次第でフリーザーで受けることになります。
フリーザー単体で役割を持っていることよりも、他のポケモンと合わせ型を分けて受けに行くことが多いので選出率はかなり高めでした。
わるあがきは10回程度させた記憶があります。頑張って粘ってください。
マンムーを突破出来なくなったことがかなりのマイナスです。
まもる→どくどくとし、グライオンの対応範囲を広げる型にするのもいいのかもしれません。
ドリュウズ
性格:ようき
特性:かたやぶり
努力値:HDSで調整
持ち物:とつげきチョッキ
つのドリル
がんせきふうじ
じしん
アイアンヘッド
この言葉を見ても、代役ということが最初はよく分かりませんでした。
ですが、使った後なら分かります。ドリュウズはフリーザーの代役です。
特に今作では零度の仕様変更によりマンムー入りにフリーザーをかなり投げにくくなりました。
一撃技が必要&絶対零度が通らない→ドリュウズ
という感じになります。多いのはマンムー+(零度が必要)やエアームド入り受けループです。
マンムー入りには一度削れればマンムーにも勝てる一撃枠なのが優秀です。
その他フリーザーを出せなかった場合のカプテテフ対策、グライオンと合わせて突破手段の少ないハッサムに一撃技の試行回数を稼げるなど大事な役割を持っているポケモンだと感じました。
刺さっているorいないで選出を決めるというよりも、選出が強制されることが多いです。
グライオン
性格:ずぶとい
努力値:HBDで調整
持ち物:どくどくだま
ハサミギロチン
どくどく
みがわり
まもる
物理攻撃技が無いので図太いA0です。
このグライオン、実はめちゃくちゃ強い。
じしんギロチンだとサイクルやまもみがでの削りが出来ない。
じしんどくどくだと状態異常回復持ちにサイクルを強要されます。
新しく追加されたミミッキュ、カプコケコ(ドリュウズ非選出時)、テッカグヤ(PP枯らし込み)、カミツルギを受ける必要があります。
その他ガブリアス、ガルーラ、リザードン(Yでも無理をしてここで受けることも)、ナットレイ、ハッサムなども相手をします。
まもった際、カミツルギのノーマルz(ハサミギロチン)でみがわりが壊れません。
ミミッキュはz技を常に判断して動きます。z技を使わせてしまえば+2程度ではびくともしません。
ミミッキュは型が多彩ですが、のろい相手でもどくを入れてサイクルを回すことが大切です。遅めの構築ではありますがオート回復が多い構築なので、ナットレイサイクルなどよりは負担になりません。
積極的にどくどくを打つことが大切。
ドータクン
性格:のんき
特性:ふゆう
努力値:HBDで調整
持ち物:ゴツゴツメット
どくどく
ジャイロボール
ねむる
ねごと
役割が異様に多い枠。過労死枠。
ガルーラ入りはこのポケモンを挟むことでかなり有利にサイクルを回すことが出来ます。ガルーラが減ってしまったのはマイナス要素です。
ねむるがないと削りが2,3回しか出来ないので必須。能動的に殴ることなく削るためにゴツゴツメットも必須。どくどくがないと相手の引き先に負担を掛けれない。ジャイロボールがないとカプテテフに勝てない。そして相手を削ることも出来ない。
そう考えるとねごとを含め、この4つの技構成は実は自然だったりします。ねむねごがしたい、というより、ゴツメ+ねむるを使いたいということです。
・どくを入れることで本来他で受けきりにくいポケモンを他で見れるようにする
ボルトロス、ギャラドス、パルシェン、ボーマンダ、ウルガモス、ポリゴン2、カプレヒレ(フィールド切れ後)
・その他重要な役割
カプテテフ、マンムー、テッカグヤ(ニトロチャージ型へのPP枯らし)
どくを強引に撒いて、後ろにいるまもる持ちを駆使し積みエースをなんとか食い止める役割になることが多かったです。パルシェンが水zで止まらないですが、高レートに行くに連れて水zパルシェンは減るのでなんとかなります。(正確には、他の誰でも受けれないのでなんとかするしかない)
選出率は非常に高め。その割に耐久が貧弱なので6thで使いたかったポケモン。このパーティが6thで強かったのはドータクンが強かったからだと確信させられました。回復を封じられることが多いのが苦しい。
バンギラス
性格:いじっぱり
努力値:HADで調整
持ち物:ヨプのみ
フリーザーが苦手な特殊炎や電気を止める枠になります。
止まりません。
役割はゲンガーやボルトロスなどの特殊アタッカー+α。
格闘技を選んでくる相手に闇を見せつけます。
ヨプの実を持たせることで悪巧みを積んだ気合玉さえも耐えてくれます。
悪巧みを積んだ格闘zきあいだまで殴り殺されるポケモンです。正直レボルトがどこでも受かってないのがどうしようもなかった。
ただし、わるだくみを積んでいなければ格闘zきあいだまは耐えれるので、レボルトが来るタイミングでバンギラスを合わせることでゲームが続行します。
バンギラスの対ボルト性能は失われてしまいましたが、バンギラスがいないとそもそもボルト入りガモス入りの殆どには勝てません。
天候ダメージにより削りの遂行速度を上げる事ができ、フリーザーグライオンのまもると合わせて積みエースを5ターンで処理する役目も持っています。(主な選出理由はこれになります)
ボーマンダ
性格:おくびょう
努力値:DS252 H4
持ち物:ボーマンダナイト
ハイパーボイス
どくどく
みがわり
はねやすめ
Sを活かして他でどくすら入れれない相手にどくを入れて、うまく行けば粘れる枠。
基本的に耐久が全然足りてないので、HSのがいいと感じました。
このポケモンを選出しているときは厳しかった印象。どくで役割を広げつつも2-3ゲームになりやすかった。
戦績
シーズン2 62勝42敗
開始レート1700
最高レート1976
※僕の戦績には他のパーティが含まれます。QRコードを使用していたのでPGLのマイページから数えることが出来ました。
初めてフリーザーを使ってみましたが想像以上に強いポケモンでした。
最後にもう一度貼らせて頂きます。
ruikeith.blog.fc2.com
記事の中にもありますが、使用したQRはこちらです。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-F987-42BA
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-F987-42BA3ds.pokemon-gl.com
次はQRではなく自分でフリーザーを捕まえてやってみたいと思います!
おしまい
勝てなかった原因
といっても、それを正確に分かってればレートが上がるはずなので、自分でもまだまだ知らないことが多いと思います。
気づけた部分のみですが、100戦程度して気づいたことを纏めます。
受かってない相手が多い
とあるポケモンを選出しないと受けれない状況は受ける構築でよく発生します。
選出が強要されるまでは大丈夫ですが問題はここからで、そもそもそのポケモンを出しても止まってないパターンが非常に多い。
・パルシェン
ドータクンを水z、おうじゃのしるしで破壊。
フリーザー、グライオン、ボーマンダ、ドリュウズ(B無振り)は想像の通り。
バンギラスは+2つららばりと配分次第で+2ハイドロポンプを耐える。(zは無理)
・ギャラドス
技次第でボーマンダ
だけど氷の牙はまず持ってるのでほぼ無理。
・リザードン
どくどくが入ってない状態でのりゅうのまいはゲームオーバーなので判別するのにまもることができない。
オーバーヒートめざ氷でグライオン即死。
Xならフリーザー、ボーマンダ、ドータクンは起点。
+1じしんでバンギラスが80%程度→20%までしか使えないのでボルトロスとセットだと無理。
Xはグライオンで受かるのでグライオンで頑張る。
・ボルトロス
フリーザー、ドータクン、バンギラス、ドリュウズが+2から縛られる。
グライオンはめざ氷で倒される。
ボーマンダで強引にどくを入れる、ドリュウズバンギラスを合わせ続けるなど。